男性にも女性にも起こり得る更年期障害。「気のせい」ではないかも…
更年期障害とは、更年期(閉経を挟んだ前後約10年間)に、主にホルモンバランスの乱れを原因として起こる身体的・精神的な不調のこと。悪化した場合には、日常生活が送れないほどの負担となるものです。現在、更年期女性の2割から3割の方が「更年期障害」と診断されています。また、女性だけでなく、40代以降の男性にも起こる可能性があります。
脈が速くなる、息切れ、動悸、めまい、多汗、頭痛、腹痛、下痢、便秘、耳鳴り、不眠、だるさ、肩こり、腰痛、関節痛、筋肉痛、生理不順、性交痛、微熱、ほてり、知覚過敏、など。男性にはED(勃起不全)が起こることもある。
不安、いらいらする、抑うつ、情緒が不安定、など。
女性の場合 閉経前後になると女性の卵巣機能は低下します。それに伴い、卵巣から分泌される「エストロゲン」という卵胞ホルモンの量が減少します。このホルモンバランスの乱れが、心と身体の不調につながっています。
男性の場合(当院は婦人科ですので、診察はお受け出来ません。) 30代になると精巣から分泌される「テストステロン」という男性ホルモンの量が減少します。 このホルモンバランスの乱れが、更年期障害の原因とされています。女性のエストロゲンの減少量に比べ、男性のテストステロンの減少量は少ないため、それと比例して更年期障害の症状も女性より男性の方が軽度であることが多いといわれています。ただし、症状には個人差があります。男性であっても、ひどい更年期障害が起こることは十分に考えられます。
当院では、ホルモン療法(HRT)と、漢方療法を採用して、更年期障害の体にやさしい治療を行っております。
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